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コラム

「カナダから 米国に入る場合は出発の前に入国手続きがある」

カナダから米国に入る場合、カナダの空港にいる間にアメリカの入国手続きを行う。セキュリティゲートを過ぎると、「アメリカ行き」、 「カナダ国内」そして「その他の国」と分かれる。アメリカ行きの方へ行くといきなり入国手続きを行う。全てのカナダの空港がそうかどうかは判らないがバン クーバーとトロントではそうであった。他の多くの場所でもそうだと聞いている。
問題はそこで色々と聞かれ、別室などに呼ばれた場合、手続き上何も問題なかった場合でも飛行機に間に合わないこともある。9/11の2ヶ月後にカナダから 米国に入ったが一緒にいった人がビザの問題で足止めを食らい、危うく飛行機に遅れそうになった。カナダからアメリカに入る場合は時間に余裕をもって空港へ 行こう。

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入国手続きと関税

 

外国に到着 そして入国手続き

飛行機が目的の国に着くと 手荷物を持ってゲートを過ぎ入国審査のために手続きを行う。各国とも同時多発テロ以降厳しくなっており、特に米国においては指紋を 取られたり、写真を撮られたりする。 一般の旅行客には旅行の目的、 滞在期間などを聞かれる。悪いことをしているわけではないのだが、なんとなく疑 がわれている感じがするのは私だけだろうか。疑うのは彼ら 係官の仕事なのだろう。ヨーロッパでは少し緩いと思っていたらやはり同時多発テロ以降は厳しくなっているようである。 飛行機の中では必ず必要書類の記入は済ませておこう。どこの国に行ってもResident(住居者)とNon-Resident(非住居者)に窓口が分か れている。米国の場合は市民と永住権を持っている人がResidentでそうでない人がNon-Residentである。
入出国手続きの場所では携帯電話や写真撮影が禁止されている。個人的には入国手続きの様子を記念に写真を撮りたいところだが怒られるのでやらない。
窓口に行ったらちょっと大き目の声で "Hello"と言おう。一日に何百人もの入国を裁くのだから大変で疲れる仕事だろうと思う。そう考えると無愛想なのもしかたがないのかもしれない。中に は大変にこやかな人がいるが、そんな人に限って不法に入国しようとしている人を捕まえるのはうまい。
10年ほど前、国手続きを終え通関に行こうとしところその辺にふらふらしてい た征服 の人がいきなりすごく愛想良くやってきて、パスポートを見せてくれという。「ウェルカム」と言いながら「どのくらい の頻度でアメリカにくるの?」とパスポートをパラパラ見ながら尋ねた。「2,3ヶ月に一回位です。」と言ったら、それは大変だなという感じて"Have a nice day."といってパスポートを戻してくれた。後で考えたら、きっと入国スタンプのおおよその数と私の発言を比べているのだなあと思った。自分の渡米回数 を把握していないということは盗難パスポートの可能性があるというのだろうか。

 

バゲージクレームと通関

バゲージクレーバゲージクレームムエリアで預けた荷物を取り、Custom(通関)手続きに進む。 ヨーロッパではあまり厳しかった覚えはないが、アメリカは結構うるさ い。ちょっと大きな荷物やカバンの他に箱などを持っていたら必ず中身を聞かれ 、空けさせられる可能性 が高い。カリフォルニアはフルーツの規制があり、外国からでなく州外からでも道路で検査がある。食物を持っているかという質問に対しては基本的にNoで良 いが、フルーツや肉類を持っていたら見つかったら没収される。あまりにも量が多いと罰金ということもあるが、罰金を払った人 には会ったことはない。しかし巷の噂だとBSEで騒がれていたとき にカップヌードルのビーフ味をこっそり持ち込んだのが見つかって多くの罰金をとられたとか聞いた。うなぎや佃煮を没収されたという話しは良く聞くが罰金は 余程のことでないとまずないと思う。個人的にはテキサスのダラスの通関手続きでカバンを開けられ、食料は持っていないといったものの蜂蜜が見つかり、マズ イと思ったのだが透明の中身を良く見て何も言われずそのまま通してくれた。蜂蜜、ジャム、飴、ドライフルーツなどはあまりうるさく言わない様である。
特に違法をしているわけではないが、やはりバッグを明けられるのはいやだ。私は通関ではなるべくベテランの年の上の人のラインに並ぶ様にしている。その人 たちは長年の感で怪しい人が判る様で、別に悪いことをしていない私を止めてカバンを開けさせないと信じている。若い人は正義感でどんどん明けてしまう。特 に日本ではそうでないかと思うが、どうだろう。 ただ不自然に人を選んでいると疑わられるかもしれない。
チェックインしたカバンの鍵を閉めたままにしていると鍵を壊して中を検査する場合がある。日本出発の場合はチェックインの前に レントゲン検査を行っているので 問題ないが、米国内ではチェックインしたあと検査をし 、不審物がモニターに写った場合カバンを開けている様だ。以前ニューヨークJFKのチェックインカウンタから少し離れたところで黒人の力の強そうな人が大 きなペンチで鍵を切っていたのを見かけた。持ち主はバゲージクレームの所で 初めて鍵が壊されているのを気付くのである。

ビザと滞在許可証

多くの日本人 がビザなしで問題なく米国へ入国 しているが、実は米国の入国を監視している国土安全保障省は大変厳しいので有名である。我々日本人にとって十分理解する必要がある。
ビザというものは入国を許可するもので、滞在を許可するものではない。従ってビザが切れていても違法ではない のである。入国する際に記入するI-94という用紙が滞在許可証となり、普段ビザなしで入る場合は90日と決められている。またビザがある人はその期限を 見て入国係官がI-94に期限を書く。 つまり実質的にはビザの期限が滞在許可される日数となる。I-94はパスポートに挟まれるか、ホチキスで止められる。これをを 紛失すると厄介な事になるのでその場合は直ぐホテルの人に頼んで国土安全保障省(Department of Homeland security)への連絡先を聞こう。
帰国する際このI-94は出国のチェックインカウンターの航空会社の人に取られる。もしない場合は実際にどうなるか経験はないが、多分別室につれてゆかれ るだろう。滞在期間が過ぎていたとしてもたぶんそこではチェックしていない様なので出国には問題ないが、次回入国するときに問題になると言われている。公 式には全ての人のI-94の情報と出国の日にちをシステムに入力していると言っているが、本当はどうなのか 判らないし、実際に次回入国の際に拒否されたという話しは聞いたことがない。
I-94のチェックは以前あまり厳しくなく、1990年前半頃私が出国する際、カウンターの人がI-94を取り忘れパスポートにそのまま付いていた。私も おかしいなと思いながら、次回アメリカに入国する時まで忘れていた。入国する際、「なんでI-94が付いているのか」と聞かれたが、私には判らないと答え たら、何もなかった様に新しいものに付け替えて入国させてくれた。
長期で滞在する人はI-94のコピーを取って財布に入れておこう。 外国人にとって本来 、パスポートとI-94は常時携帯していなければならないのだが、紛失するというリスクを考えたらむしろ持ち歩かないほうが良い。その代わりにI-94の コピーさえ持っていれば滞在許可の証明になるので事故かなにかに巻き込まれた際に外国人としての自分の身の証明になる。
グリーンカードというのは永住ビザで滞在許可証としての意味もある。永住ビザの保持者はI-94ををもらう必要はなく、アメリカ国籍をもっている人とに 同じような手続きで入国できる。ビザなしで入国する場合は滞在日数を聞かれるが、永住ビザを持っている人はアメリカの国外にいた日数を聞かれる。長く国外 にいると永住はしないとの判断で永住権を取り上げられることがある。

 


 

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